dejerine’s blog

千葉のとある街に住むサーファーの週末日記。「海の記録」や「食」「アメリカで生活していた頃の思い出」などを気ままに書いています。

いざ台東区かっぱ橋へ!念願の包丁店巡り・週末は波なし

土曜日は包丁を探しに、台東区の「かっぱ橋」へ。



以前来た時(確かこっちに越してきて間もない頃だった)は、日曜日の夕方でほとんど店が閉まっていた。


今回は、「行くなら、週末で街が観光客で賑わう時間帯を!」と思い、早めに仕事を切り上げて足を運んだ。


大江戸線、銀座線を乗り継いで田原町で下車。


思っていた通り商店街は賑わっていて、旅行者は8割くらいだろうか、道を往来する人は海外からと思わしき旅行者が多い。


そんな訳で観光地的要素もあり、ちょっとした旅行に来た気分になれる。

 

包丁探しは、「蛸引き」と呼ばれる関東の寿司職人が使う刺身包丁に興味があったからだ。


最初に入ったお店で店員の頑固そうなおじいさんに聞くと、今は使う人はほとんどいないよとのこと。


品数も多くはなく、店頭には左効き用のものは置いていない!


そして、残念なことに、実際に見てみると、蛸引きは思っていたほどカッコいいものではなかった。


百聞は一見に如かずというが、ネットの写真情報も然りだ。


改めて足を運んで実物を見る重要性を感じた。


周りに並んでいた柳刃包丁の方が断然いい。


週に一回ほど趣味で柵を切るくらいで、今はヘンケルの普通の包丁を使っている旨を伝えると、


「あれは全然切れない。その程度だったらこれで十分」


と、店オリジナルの10000円の両刃の三徳包丁を店のおじいさんに勧められる。


実際に手にしてみるとずっしりと重みがあって持った感触は相当いい感じ。


衝動買いしそうになったが、頭にぼったくり価格では?


という疑念がよぎり、グッと抑えて購入せず。


あとでネットで調べてみると、その店は結構ちゃんとしたものを扱う店で、ぼったくりでもなさそうだった。


その後、何軒か包丁店を回ったのだが、店員に長々と包丁の鋼の加工法などについてうんちくを垂れる関西のおっさんがいて、行く店行く店でそのおっさんと鉢合わせてしまった。


おっさんの話は十分すぎるくらい聞けたが、店員からの情報収集ができなかった。

 

とりあえず、しばらくは今ある長年使っているヘンケルスのなまくらな包丁を活用しようと思い、1300円のシャープナーを購入。


玉磨かざれば光なし。


家に帰って研いだらよく切れるようになった。


なまくらなやつだけど、20年近く使っているし、改めて愛着が湧く。

 

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日曜の波はしょぼくれコンディションにつき海は休み。


来週は海に行けないので、残念。

 

夜は寿司。


研いだ包丁で切ったので切り口が美しい。

 

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こう毎週同じネタを食べていると少々寿司も飽きてきた。