dejerine’s blog

千葉のとある街に住むサーファーの週末日記。「海の記録」や「食」「アメリカで生活していた頃の思い出」などを気ままに書いています。

さぬきトリップ!年明け早々のうどん食い倒れの巻!〜その2〜

香川旅行から帰ってきて、早くも一ヶ月ほど時間が経ってしまった。

 

忘れないうちに、どこへ行き、何を食べ、何をしたかをまとめておきたい。

 

まずは、どこで何を食べたかについて。

 

今回の旅行で特筆すべき遠出は、小豆島への遠征だ。

 

遠征といっても、日帰りの小旅行だけども。

 

小豆島は、瀬戸内海に浮かぶ、香川県で最も大きな離島。

 

離島とはいえ、徒歩での移動は大変なので、前日にレンタカーを予約した。

 

フェリーが到着する土庄港には、レンタカー店も多く、訪れた店舗には、多くの車が並んでいた。

 

繁忙期には多くの車が出払うのだろうが、今回は観光客が少ない冬の時期で、出ていない貸し出しの車も多かったのであろう。

 

小豆島には、そもそも、あまりうどん屋さんがない。

 

むしろ、「そうめん」が有名な島だ。

 

そういう意味では、うどんに飢えている観光客にとってはは、うどんを期待して訪れる様な場所ではない。

 

とはいえ、痩せても枯れても武士は武士、というか、小豆島も香川県うどん県。

 

県外の人間からしてみれば、そこのうどんは格別だ。

 

そんなコンテキストの中、小豆島では2店のうどん屋さんを巡った。

 

一軒目は、「三太郎」。

 

三太郎草壁港店。

 

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「草壁港」という港の駐車場に面したうどん屋さん。

 

エンジェルロードと寒霞渓のロープウェイに行った後に立ち寄った。

 

香川県うどん屋さんには、店独自の提供スタイルがある場合が多い。

 

しかし、ここのお店は一般的な飲食店スタイルで、席についてお店の人に注文するというシステムだ。

 

醤油うどんを頂いた。

 

醤油うどんは麺そのものの味、というか喉越しを楽しめるから個人的に大好きだ。

 

こちらのうどん。

 

コシがあって麺の喉越しがとてもいい。

 

ツルツルと喉を通っていく。

 

醤油は、小豆島製の「マルキン醤油」。

 

小豆島で訪れた二軒目のうどん屋さんは、「すえ宏」といううどん屋さん。

 

素朴で昔ながらのうどん。

 

このお店にはセルフでとるおでんもあり、おでんもいくつか頂いた。

 

おでんは、色が黒くなるまでよく煮込まれている系。

 

コンビニおでんにはない、深い味わい。

 

辛子味噌で食べると、懐かしい味がして幸せな気分になれる。

 

以上が小豆島のうどん屋記録。

 

最終日は、半日ほど自由な時間があったので、レンタカーを借りて、うどん屋さんを巡った。

 

一軒目は、松下製麺所。

 

高松に長く住んでいる姉のおすすめのお店だ。

 

平日の朝一で訪れたため並ばずに入れた。

 

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ここは、セルフのお店。

 

製麺所なのでラーメンもあるということだったが、うどん一玉を注文。

 

麺を自分で湯切りして、だし汁を投入して食べるスタイル。

 

前評判通り、美味。

 

細めでコシの強くないうどん。

 

だし汁が優しい味付けで、一瞬で平らげてしまった。

 

二軒目は、「さか枝」。

 

さか枝は、高校生時代、よく通ったうどん屋さん。

 

夏はざるうどんを、それ以外の季節はかけうどんを必ず、「大(2玉)」で注文していた記憶がある。

 

昔はそれでも八分目くらいな感じだったけど、いまでは、まず食べられない量。

 

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店構えは昔のまま。

 

かけうどんの小を注文。

 

このお店も、セルフのお店で、自分で麺を温め出汁を好きな量入れるスタイル。

 

麺のコシは昔とかわらずしっかりしていた。

 

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さか枝を後にして、次は、近年有名になった国分寺の一福へ。

 

が、時間がまだ開店前。

 

ということで、「一福は次回訪れた時のために」と諦めて、西讃方面へと車を走らせた。

 

で、向かったのは釜揚げうどんで有名な、「長田うどん」。

 

正式な店舗名は、「釜あげうどん 長田 in 香の香」。

 

映画「Udon」で要潤がドリフトして停車するお店だ。

 

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注文したのは、もちろん、釜揚げうどん。

 

釜揚げにつき、提供されるまで時間がかかる。

 

待ち時間中に、いい感じの陶器の酒瓶というか酒壺?に入った熱々の麺つゆが運ばれてくる。

 

麺つゆは釜揚げうどんに合うように、濃いめの醤油に調理酒とみりんが効いていて絶妙な味。

 

麺は、やや太麺で、熱々もちもち。

 

ここの釜揚げうどんを超える釜揚げうどんは未だ嘗て食べたことがない。

 

まさに、うどんの刺身の極み。

 

釜揚げうどんの余韻に浸りながら、次に向かったのが「須崎食料品店」。

 

うどん屋さんらしからぬ名称。

 

カーナビを頼って、なんとかたどり着いた。

 

しかし、残念なことにこの日は定休日。

 

とりあえず、記念に店の外観のみを撮影した。

 

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うどん屋に見えないうどん屋さん。

 

次回こそは、うどんにありつきたい。

 

ここまで巡って、飛行機までの時間が微妙にある。

 

結構うどんを食べたので、既に満足感はあったが、「毒を食わばうどんまで」、ということで、空港近くのうどん屋さんで〆のうどんを食べることに。

 

空港から数分の「空海房」といううどん屋さんに入ってみた。

 

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うどん食い倒れの旅の最後に食したのは、ぶっかけうどん

 

レモンと鰹節が絶妙な味を作り出す。

 

冷やしだったので、コシがしっかりあって、満足な〆のうどんとなった。

 

以上が今回のうどんの記録。

 

 

 

 ここからは、今回訪ねた小豆島の観光地のまとめ。

 

エンジェルロード。

 

土庄港から車で5分くらいのところにある、砂でできた洲で、陸続きになっている場所。

 

海水がとても綺麗で泳ぐ小魚が見えるくらい。

 

小高い場所があって、そこから眺める景色は絶景。

 

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 次に、寒霞渓へ向かったのだが、途中大きなダムがあったので立ち寄ってみた。

 

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内海ダムというダム。

 

比較的新しいダムみたいだった。

 

ダムを訪れたのは何十年ぶりだが、その壮大さに瞠目するばかり。

 

ダムの上を歩くことができるのだが、横幅が香川県で最も長いというだけあって、相当な距離がある。

 

向こう岸までいっても何もなさそうだし、薄淋しい感じがして途中で引き上げた。

 

冬のダムは悲壮以外の何者でもないと改めて感じた場所。

 

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で、寒霞渓のロープウェイ。

 

ロープウェイも何十年ぶりかに乗ったが、昭和を感じるというか、昔から全然変わっていないんだろうな〜という感じ。

 

施設の中とかも。

 

それはそれで情緒があってよかった。

 

改めて人の技術の凄さを体感することができた場所。

 

もちろん眺める景色も絶景だった。

 

聞いた話によると、秋の紅葉の季節にくるとさらに絶景らしい。

 

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あとは、綺麗な風車とか、 

 

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醤油工場なども訪れた。

 

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本土に戻ってから、地鶏を食べてこの日は終了した。

 

 

気候にも恵まれ、楽しい旅だったと思う。